2014年9月1日月曜日

lilith art duct (un articulation)

こんばんは、Authentic White大塚です











 衣服としての完成型はどこなのか

今回lilith art ductから打ち出されたITEMは
服を物として見るのではなく、
考えるきっかけを与えてくれます 

受け入れるだけではなく、自らの意思の元、

確固たる自分自身を表現するためのファッション

そういう思いを衣服として表現し、パッケージ化するという新たな試みです



lilith art duct
(un articulation)

 
「作っている側の葛藤ですが、

出来上がったものをそのまま着て満足する
ファッションの思考停止を招いているのは
他でもない作っている僕たちじゃないのかなって、
そんな背負う必要もないような
歩をわきまえない葛藤を
なんとか形にしたいと思って考えました。

まだまだ結局、、、的なところも出来きますが、
僕たちはきっかけを作っていくことしかできないし、
僕たち当人も当然のことながら考えなければいけないし
そういう意味で考えながらもがきながら続けていくことに意味があると思っています。」


とデザイナー桑原氏 

 衣服としての完成型はどこなのか

それは人が己の意志で選択して初めて完成を見ると思う

 デザイナーが制作した服をただ着て満足するような感覚ではなく、
いかに自分らしさをそこに求めるか

古着を自分でリメイクしたことがある人はわかると思いますが、
これが足りないから、
逆にこれが邪魔だからといった理由でスタッズを打ち込んだり、
ショルダーパッドをとったりなどしたことがあると思います
それに近いものがあるとは思うのですが
ベースになる服自体は完成したものというところが少し違い、

今回のlilith art ductが提示しているのは未完成の服

完成させるのは自分の意志

自分でデザインできる服です

 デザインされた服を受け入れるのは簡単ですが、
そこから選択し、一つ一つの工程に意味を込める

自分が手を加えて、着て初めて完成する服です
全ての服に今回の表題でもある図形や、lilith art ductのITEMに
良く取り入れられるグローブなどのパーツがあり、
それを自分の確固たる意志の元自由に想像し、組み立てていきます


 









常に服を身に纏うこと、選択すること

その行為 を自分自身の一番身近な表現として

ファッションに意味や価値を込めるべきと提案してきたlilith art duct



是非自分だけの衣服というものを作ってみてください

今回のITEMはそんな自分らしさを考えるきっかけを与えてくれると信じています









大塚

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